2009年8月30日日曜日

虫歯になりやすい歯

乳歯や生えたばかりの永久歯はエナメル質表面の結晶構造が脆く、歯垢(プラーク)の中で酸や毒素がそれほど作られなくても、すぐに歯の表面が溶けだしてしまいます。永久歯は生えてから時間の経過とともにしっかりした結晶構造に変化していきます。

ということは、子供の時期の歯が一番虫歯に侵され易いということです。

この時期にどれだけお手入れを頑張るかで今後が決まってくるといっても過言ではないような気がしてきました。

虫歯になりやすいのは奥歯の方が虫歯になりやすいそうです。歯はその役目に合わせた形をしています。前歯は物をかみ切るために薄く、奥歯は飲み込みやすくすりつぶすために四角くて凹みや溝がたくさんあります。

凹みや溝は食べかすが停滞しやすく、プラークを作りやすい環境になります。またその深さや形は人によってまちまちですが、歯ブラシで清掃してもきれいにするには限界があります。だから私の奥歯は虫歯がいっぱいだったんですね・・・。

もっとまじめにお手入れをしておけば詰め物をすることがなかったかも。いまでは後悔ばかりですが、80歳まで20本の歯を残したいので、前向きにお手入れに励むことにします。

虫歯になりやすい人2

薬や身体的な理由から唾液が少ない人も虫歯になりやすいそうです。
これはわかる気がします。

私は以前、介護のお仕事をしていたのですが、寝たきりでお口のお手入れができていない方は口臭がきつく、口内環境はとても悪い状態ですと訪問歯科の先生に言われたことがあります。

寝たきりや麻痺があると、お口のお手入れができなかったりします。そしてお手入れができないと、お口の中がどんどん乾いていくのです。結果、細菌の繁殖が増えてしまって、知らないうちに歯の汚れが目立ってきます。

これは本当にあった話ですが、呼吸器をつけているとお食事はお口から取れなくなり咀嚼(噛んだりすること)をしなくなると唾液の分泌が少なくなります。

あっという間にお口の中はカラカラの状態で歯も汚れがひどくなります。

そのままお手入れしないでいると歯がグラグラしてくるのです。ちょっとお手入れができないだけで、歯というのは急にダメになってしまうんですね。

お年寄りの方は本当に注意しなくてはいけない。歳をとるといろんなお薬を飲みます。体を維持する上で必要なのですがそれと同じように副作用もあります。中には唾液が少なくなる副作用があるお薬もありますから、処方箋はよく読まなくてはいけないですね。

虫歯になりやすい人

歯の質が弱く、歯の形、歯並びが歯垢のつきやすい状態になっている人は虫歯になりやすいそうです。困りました。私は自慢できる歯並びをしていません。かといって歯科矯正も受けていません。私のようなタイプは気をつけてお手入れに励まないと、容易に虫歯になってしまうということです。そして細菌(ミュータンス菌)のもともと多い人も虫歯になりやすいそうです。数が多い方が虫歯になりやすく、少ないと虫歯になりにくいと言えます。母親のミュータンス菌の数が多いと子供への感染が起こりやすいそうです。

これは、聞いたことあります。子供が離乳食など始める時期に、産科の検診で栄養士さんから気をつける事項に入っていました。

ちょっと噛んだ食べ物をあげたりしないでくださいって言ってました。あと、可愛いからといって口にキスをするのもいけないことだそうです。

生まれたときとか本当に可愛くて、チュッとしたいところですが、口はダメです。我が家では夫婦主度も気をつけていました。

この細菌に感染すると、歯医者さんでも除去するのが難しいそうです。絶対してはいけないですね・・・。

少しでも虫歯予防になれば多少の我慢は必要ですね。

子供の歯2

あまり歯みがきを熱心にやっているようでもないのに虫歯が1本もない人もいれば、一生懸命歯みがきしているのに歯医者さん通いをずっとしている人もいます(私のことかも!?)。また、ひとりの人間の口の中でも、すべての歯が虫歯ということは極めてまれです。同じように歯みがきしているはずなのに…。ということは虫歯になりやすい人、虫歯になりやすい場所、虫歯になりやすい時期があるということです。

娘が通っている保育園の先生で、大学に入るまで虫歯が1本もなかった先生がいます。

歯が生え始めた時期にお手入れについて聞いてみたところ、先生のお母さんは「食後(ミルク)の後にお茶」を必ず飲ませていたそうです。それ以外にお手入れはしていなかったらしいですよと教えてくれました。

歯が生えていない時期や生え始めの時期はお茶で口の中をながすことで、食べかすなどを除去する目的なんでしょうね。

それを聞いた私は、その日の夕方から実践しようと試みましたが、子供がお茶を嫌がって飲んでくれず、結局できずじまい。

こんなことでは、行く末は虫歯だらけかもしれません。

子供の歯

子供の歯

同じ時期に出産した友達の子供は、早くから歯が生え出してきましたが、我が家の娘は少々生えてきたのが遅かったんです。

しかし、1本生え出すと、次第に歯が生えてくるではありませんか!!

最近では、上も下もニョキニョキと歯が生えてきており、イタズラで噛まれると痛い思いをします。 その子供が1歳半の検診時に歯の検査もするのです。

なかなか歯磨きを嫌がってしてくれなかった子供の虫歯が気になり、検査中は気が気ではありませんでした。

嫌がる子供を押さえつけ検診してもらうと「虫歯はありませんね!」とありがたいお言葉に嬉しくなりましたが、私は恥ずかしながら虫歯が多く、治療の後がたくさんあるため、できれば子供には健康な歯を維持してもらいたいと思っています。

では、どうしたら虫歯にならないのか?虫歯になるのはなぜか? 気になることですよね・・・。
私の母親がもう少し歯についての知識があれば、私はこんなに虫歯に侵されることがなかったのではないか?と思ってしまいます。

少し、歯について学習しなくてはいけませんね。