2009年10月12日月曜日

親知らずの治療法

親知らずの治療法

抜いた場合、その抜いた親知らずの(上下)逆側の(かみ合っていた)親知らずが、かみ合わせる相手がなくなり、一層汚れやすくなるため(上下)逆側の親知らずも一緒に抜いた方が良いでしょう。親知らずの抜歯は、保険診療の対象になります。


抜いた後の注意点とは

○入浴、激しい運動(水泳やジョギング等)、飲酒はしない。血流が良くなるようなことはしてはいけないということですね。

○うがいはしない。傷口に血のかたまり(かさぶたみたいなもの)ができて傷口が治っていくのですが、うがいをしすぎるとその血のかたまりがとれてしまい、治りが悪くなります。当日はブクブクと音を立てるような激しいうがいは絶対にしてはいけないそうです。

○食事は止血の確認ができればいつでも食べてOKですが麻酔が効いている内は頬を噛んでも、熱い物で火傷しても気付かないので、痛みの箇所が増えてしまいます。ご注意を。

○歯を抜いた所にご飯粒等が入っても爪楊枝等で触ったりしない。とても気になって触りたい気持ちがムクムクしますが我慢です。

2009年10月9日金曜日

親知らず

親知らず

人間の歯はふつう15歳くらいまでに上下28本の歯が生え揃います。
その後、20歳頃に永久歯の中で一番最後に親知らずが生えてきます。
人によっては生えるスペースがなくて顎の骨の中に埋まったままになってしまう事もあり、きちんと生えてこなかったり、生えてくる時に痛みがあったり、ちょっと厄介な歯でもあります。私も親知らずには泣かされています。本当に痛いんです。

歯の痛みは性格を悪くしますね。多くの場合、抜くことがベストの治療法と考えられますが、きちんと生えて上下で噛めるのなら抜かなくても良い場合もあります。親知らずを抜くか抜かないかは、親知らずが原因となって何らかの支障が出るかでないかによります。
また、親知らずだけの問題ではなくて、その前にある歯に対する影響度や歯並び全体を考えて決めることになります。

親知らずが生えてきたために起こるトラブルとして、痛み・歯茎が腫れる・強く噛むと痛い・噛みあわせがおかしい・虫歯になった・歯並びが悪くなることがあげられます。
親知らずは抜くのが一番良いようです。おかしいなと思ったら歯医者さんへ行って診てもらうことが必要ですね。親知らずが原因でさまざまなトラブルを他の歯に引き起こすことも珍しくありません。若いうちにきちんと手入れすることが大切です。

2009年10月6日火曜日

大人の矯正・こどもの矯正3

大人の矯正・こどもの矯正3

一番大切なのは子供の意思を確かめることです。

その上で強制に望まなくてはいけないですよね。矯正装置が口の中に長期間入っていると歯を清掃しにくく、虫歯や歯周病にかかりやすくなったり、本人の(歯をきれいにしたいという)希望よりも周りの大人の希望が優先され、矯正する本人は心身ともにつらい思いをするだけということもあります。

多少の痛みも伴いますし、煩わしさを我慢を強いられるのは子供本人です。

矯正していた友達は、矯正することが嫌だったといってました(当時は)。
今では矯正を薦めて治療してくれた親に感謝しているそうです。そして食事の制限も多少あります。
ガム等の粘着性の食べ物は、期間中控える方がよいでしょうし、堅いおせんべい等も食べにくいものになります。特に装置をつけたときは、1週間程度は歯が動くことによる痛みがあります(咬んだ時に痛い・歯が浮いた痛み)。
歯を動かす力に慣れれば、普通の食事はできるようになります。子供にしてみたらつらい時期ですよね。デリケートな問題だと思うので慎重に決めなくてはいけませんね。

2009年10月3日土曜日

大人の矯正・子供の矯正2

大人の矯正・子供の矯正2


今では矯正器具の開発が進んで、矯正は子供だけのものではなくなりました。本人が、本当に歯をきれいにしたい思う時が、矯正の最善の時期です。永久歯が成長発育する時期(7~15歳位)は組織の活性が高く、歯が移動しやすいため効率良く治療できますが、子供自身が歯をきれいにするという自覚があまりない場合は、あらゆる面で治療がスムーズにいかないため、完全にきれいにならないこともあるそうです。

一方、大人になってから矯正を始める人は治療に対する意識が高く、矯正装置を装着している期間の歯の清掃も念入りにする人が多いので、非常に良い状態で能率的に治療を進めていくことが出来ます。

成人矯正の注意点
大人になると組織反応や矯正力に対する反応が遅くなり、矯正装置をつけてもすぐに歯が移動しないこともあるそうです。
また、顎の骨の位置も改善しなければならない場合は、成人の顎は成長しないため外科的矯正治療(手術)が必要になります。かなり大々的な治療になってしまいますね・・・。

そして成人の歯は、多かれ少なかれ歯周病にかかっていることが多く、矯正治療よりも先にその治療が必要な場合もあるのです。そして歯が抜けたことで、咬み合わせが悪くなることもあります。特にブリッジを装着しなければならない際に、先ず矯正して歯を正しい位置に並べ替えなければならない場合があります。

歯周病の進行に伴って歯の位置が自然に移動することもあり、それが新たな病気を引き起こすのです。このような場合は歯並び全体を移動することもありますが、部分的に矯正装置をつけ数本の歯だけを移動させることもあります。


________________________________________

2009年9月30日水曜日

大人の矯正・こどもの矯正

大人の矯正・こどもの矯正


矯正はおとなになっても始められるそうです。歯並びの良い人は、ますます美しく見えます。歯並びは、永久歯が生え揃う時期にはほぼ決まってしまいます。

歯並びの悪さは、子供の頃には気にならなかったとしても、大人になるにつれ、コンプレックスになることもあります。

少し前までは、矯正は子供の頃、つまり歯や顎の骨が成長発育する時期に行うものとされていました。私もそのように理解していました。成人すると、矯正は諦めるしかなかったのですが、今では素晴しい矯正装置が開発され、大人になってからでも矯正治療を始めることが出来るようになったそうです。

矯正をせずに歯並びを治す場合、歯を削って差し歯にする方法もあるそうですが、健康な歯を削ったり、場合によっては神経まで取らなければならないのは、もったいないし、少しでも痛くない治療をしたいですよね。それにあくまでも見た目だけの改善で、咬み合わせの悪さは治らないそうです。


矯正のメリットとは?
成人矯正では、歯並びだけではなく顔の形も美しく出来る。
歯並びが良いと歯の清掃や虫歯、歯周病等の病気をコントロールすることが容易になる。
咬み合わせが良くなると、食べ物をよく噛んで食べるようになり、消化や吸収を助けます。ダイエット効果も期待できるかも!?

2009年9月26日土曜日

正しい噛み合せとストレスについて

正しい噛み合せとストレスについて

一見、きれいな歯並びをしていて、虫歯もなく、なんでも噛めるような歯であっても、上下の歯を静かに咬み合わせたときに一箇所だけ先に当たったり、前の歯が強く当たってから奥歯が当たるということはないでしょうか。

それはかみ合わせがズレている証拠です。咬み合わせがズレると、アゴの位置や頭の位置が変わり、姿勢に変化が起きてきます。そのため自律神経に故障が生じ、運動中枢、呼吸中枢、ホルモンの分泌などの動きが低下します。咬み合わせはリラックスするのに必要なだけではなく、全身に影響を及ぼすのです。たかが一本の虫歯、たかが一カ所の入れ歯、と考えずに、しっかり治療して、心身ともに穏やかで快適な毎日を過ごしたいものです。

私は噛みあわせがよくありません。気が付いたら歯に力を入れているんです。 緊張しているんでしょうか? いけない習慣ですね。

ストレス解消法として瞑想があります。自律神経が安定した状態では、上下の歯はがっちりかみ合わず、わずかにすき間ができます。このすき間は前歯の部分で2~4mmで、奥になるほど開きは小さくなります。背筋を伸ばして、目を半眼か閉じるかし、静かに瞑想に入っていくときに、このすき間ができると体や心がリラックスし、脳波も安定してくるのです。ところが、咬み合わせが悪いと口の中で歪んだ空間ができてしまうので、心静かに瞑想するのが難しくなります。

2009年9月22日火曜日

矯正・歯並び2

矯正・歯並び2

歯並びが悪いと歯に歯ブラシをうまく当てることが出来ず、蓄積した歯垢(プラーク)が取りにくいため、歯や歯ぐきに汚れが溜まりやすくなります。
出っ歯の場合、唇が閉じにくいため、歯ぐきが乾燥します。これらが原因で、虫歯や歯周病になりやすくなります。歯にとっても死活問題ですね。
咬み合わせが悪く、片側でしかかめない場合、顎が横にずれて顔が歪んで左右非対称になります。「かむ」ことができないと顎の骨ばかりではなく、筋肉の発達も不十分で、顔全体の発育が阻害されることがあります。歯並びの不揃いにより、かんだとき顎がずれ、顎の関節の動きもぎこちなくなり、口が開きにくくなり、顎関節症を引き起こす可能性も高いです。時々顎が痛いのは顎関節症なのでしょうか?

早めに受診する必要ありますね。そして子供時代には、心理的発達に影響を及ぼします。歯並びの悪さが劣等感になって、人前で笑わない、人前で物を食べないといった引っ込み思案の性格を作ることもあります。
また、大人になってから咬み合わせの悪さによる顔の歪みや受け口(反対咬合)、出っ歯が気になってくる人もいます。それがコンプレックスになってしまい、職場等の環境に適応できなくなることもあります。子供時代の環境は性格に顕著に現れてきますよね。


___________________

2009年9月19日土曜日

矯正・歯並び

歯並び・咬み合わせが悪いことにより、身体面・精神面に及ぼすさまざまな影響を引き起こすそうです。

乳歯の時には歯並びの異常は極まれにしか見られませんが、永久歯が生えてくると、顎の骨の成長などに伴って歯並び・咬み合わせが乱れやすくなります。


歯並びの悪さが及ぼす影響
食べ物をかむ力が弱く、咀嚼が不十分になります。身体・精神ともにさまざまな悪影響を及ぼします。よく噛んで食べられないと太る原因にもなりかねませんよね。

口元の形の良し悪しにより、相手に与える印象はかなり変わります。咬み合わせが悪いと、顔の形が歪んだり(非対称)、受け口(反対咬合)になったり、出っ歯になります。私も噛みあわせがよくありません。顔が若干歪んでいるかもしれません。

歯の間にすき間があると空気が漏れるなどして、言葉が不明瞭になりやすくなります。特に前歯の咬み合わせが悪いとサ行・タ行(英語ではS音・T音)がうまく発音しにくく、聞き取りにくいことがあります。お友達にいました。矯正とかしてなかったけど、ひどくなかったのかな。


________________________________________

2009年9月16日水曜日

ホワイトニングについて

ホワイトニングについて


最近、歯がとっても白くて綺麗な人が多くなってきているような気がします。新庄選手はホワイトニングしてるんじゃないか?と勝手に思っているのですが・・・。

歯を削らないで白くする方法として、歯石を取る(保険診療)方法・クリーニングパウダーで白くする(自費診療)方法・歯の漂白をする(自費診療)方法があります。


○クリーニングパウダーで白くする方法
専用の器械を使います。歯の表面だけに色素が付着している場合に効果的だそうです。専用のクリーニングパウダーを水と一緒に歯の表面に吹き付けて着色を落とします。
顔に粉が飛び散ってくる感じがあり、塩辛い味もしますが、
びっくりするほど短時間で元の白い歯に戻るそうです。歯の表面を全く傷つけることもないそうです。


○歯の漂白をする方法
使用する薬剤は、主に過酸化水素や過酸化尿素です。歯の表面に薬剤を塗り、歯の組織内に着色した有機成分を酸化剤により分解・除去して、歯の明度を高くして黄色みを取り除きます。可視光線・レーザー光・熱・高周波電流を当てると高濃度の過酸化水素が急速に分解し、歯を白くすることが出来ます。変色の程度により3~5回の通院が必要になるそうです。

お手軽感はパウダーを使って白くする方法のような気がしますが、歯科医などとよく相談の上きめられるといいかと思います。


________________________________________

2009年9月13日日曜日

歯周病の予防

若い頃は歯医者さん知らずで自分の歯に自信をもっていた人も、いつまでもその状態が続くという保証はないそうです。また、今まで虫歯治療しか経験していない人もいるでしょう。

加齢・ストレス・他の全身的な疾患に対する危険度が増すにつれて、歯周病になる危険度も高くなっていきます。気づかないうちに歯周病なんてこともあります。悪いところが見つかったから、痛い所があるから歯科医院に行くのではなく、自分の歯や歯ぐき、つまり口全体の状況がどうなのかをしっかり把握しておくために歯科医院を利用することが大切です。

そして、自分に合った正しい方法で、自分自身で歯や歯ぐきの管理が出来るようになるのが理想です。

○家庭でできること
一番はブラッシングです。ブラッシングは毎日していることですし、簡単です。とにかくブラッシングですが、適当にやっていては意味がありませんからブラッシングの方法を歯科医などで教えてもらうのもいいでしょう。そして、歯磨き後には、歯周病予防のうがい薬など販売されているのでそれを使ってケアするのも一つですよね。

2009年9月10日木曜日

歯周病(歯槽膿漏)について2

歯周病(歯槽膿漏)について2


○歯周病と虫歯の違いは

歯周病は歯の周りが破壊されていく病気で、歯そのものには全く変化がないそうです。歯が黒くなっている訳でもなく、穴もあいていないのに物がかめなかったり、抜かなければならなかったり、ある日突然自然に抜けてしまうこともあるのです(急激にここまで悪くなることはほとんどありません)。早期発見が大事ですね。

○歯周病になると歯並びは悪くなる?

歯ぐきの下で歯を支えているのは顎の骨です。顎の骨と歯は直接接しているのではなく、ごく狭いところに靭帯様の組織(歯根膜と言います)が存在し、物をかんだ時の力を受け止めるクッションのような働きをしています。歯周ポケットが深くなっていくと歯根膜や骨にまで炎症は拡がって行きます。物がかめなくなるのは、このためです。骨は炎症が起こるというよりも溶けるようになくなっていきます。まるで細菌から身を守るために逃げて行く感じです。歯周病の末期段階に歯並びが悪くなったり、物が挟まりやすくなるのは歯が動いているためです。そして、歯を支えている骨が全くなくなってしまうと歯は抜けるしかありません。ここまで来る前に手を打たなくては80歳までに20本の歯を残すことはできませんよね。

2009年9月7日月曜日

歯周病(歯槽膿漏)とは

歯周病とは、歯ぐきだけではなく歯を支えているすべての組織に炎症が起こり、破壊されていく病気です。昔は歯槽膿漏と言っていましたが、今では「歯周病」と呼ばれています。

歯周病でさまざまな内科の病気が引き起こされるといわれています。正直怖いです。口の中は本当にあなどれません。


歯周病の原因

歯周病最大の原因は、常に口の中に住んでいる数種類の常在細菌です。この細菌が集合して活動することで歯垢(プラーク)が形成されるそうです。
その中で酵素や毒素が発生し、歯ぐきだけではなく歯を支えている骨まで破壊していきます。ひどい場合には歯が抜け落ちてしまいます。
また、プラークが長く歯の表面に付着していると、プラークは硬い歯石になります。
こうなると細菌の活動はなくなるのですが、表面がザラザラしているため一層プラークが付きやすくなります。しばらく歯磨きができないと歯の表面がザラつくことがあります。これが歯周病の元になるんですね。

ザラつきって結構きになるんですよね。
できれば毎食後に歯磨きできるようにしなくてはいけませんね。


________________________________________

2009年9月4日金曜日

虫歯になりやすい時期2

虫歯になりやすい時期2
思春期にかけてクラブ活動や友人との交際・受験勉強・進学等に伴う生活環境の変化によって、生活習慣・食習慣が乱れ、今まで以上に虫歯や歯茎の炎症を起こしやすくなります。

中高生になれば、コンビニエンスストアで自由に食べ物を買うことができます。

私もよくやりました。とにかくお腹がすくので、コンビニなどでおにぎりやパンを買って食べてしまうんですよね。その後歯磨きとかしないし・・・。

それに清涼飲料水もたくさん飲みました。スポーツをしていたのでスポーツドリンクもたくさん飲んでました。サラリーマンの飲酒くらいですかね。

清涼飲料水には、重量の10~15%の砂糖が含まれています。特に多量に飲むことは、歯と歯茎の境目の虫歯を増加させます。菓子パンは、重量の20~30%の砂糖量になります。砂糖の過剰摂取は歯垢(プラーク)を作りやすくするだけでなく、体の異常となって現れることもあります。


砂糖や穀類である糖質が体内で利用される時には、ビタミンB1が大量に使われ、疲労感がしたり、肩が凝ったりします。この時期の食生活は、本当に良くないものですから、特にきをつけなくてはいけない時期ですね。忘れないでおかないと、子供の同じ道を歩んでしまいますね。

2009年9月1日火曜日

乳歯の時期

乳歯の時期(小学生までの時期)は保護者は子供の歯のケアに注意を払いますが、成長するにつれだんだん自分だけで歯みがきをしたり、自由におやつを食べたりすることが多くなっていきます。

我が家では、家族そろって歯磨きをするようにしています。これは今後も続けなくてはいけませんね。

生え代わりの時期は乳歯が抜けたままになっていたり、グラグラしている歯があったり、永久歯が生えてきても咬める高さにまでなるには多少の時間がかかりますので、歯ブラシがうまく当たりません。

歯垢(プラーク)がどんどん蓄積することになります。奥歯の咬み合わせ・前歯の歯と歯茎の境目・歯と歯の隣り合っている面は虫歯になりやすいところです。ただでさえボコボコしている歯なのに、この時期はさらに手ごわいです。

手鏡で自分の歯をみながら歯磨きをするようにしなければいけませんね。一人に一つ、手鏡を用意しようと思いました。また、定期的に歯医者に行き、歯磨き指導をしてもらうのも手かもしれませんね。でも、歯医者に行くのは少々抵抗が・・・。


いつまでたっても歯医者は好きになれません。

2009年8月30日日曜日

虫歯になりやすい歯

乳歯や生えたばかりの永久歯はエナメル質表面の結晶構造が脆く、歯垢(プラーク)の中で酸や毒素がそれほど作られなくても、すぐに歯の表面が溶けだしてしまいます。永久歯は生えてから時間の経過とともにしっかりした結晶構造に変化していきます。

ということは、子供の時期の歯が一番虫歯に侵され易いということです。

この時期にどれだけお手入れを頑張るかで今後が決まってくるといっても過言ではないような気がしてきました。

虫歯になりやすいのは奥歯の方が虫歯になりやすいそうです。歯はその役目に合わせた形をしています。前歯は物をかみ切るために薄く、奥歯は飲み込みやすくすりつぶすために四角くて凹みや溝がたくさんあります。

凹みや溝は食べかすが停滞しやすく、プラークを作りやすい環境になります。またその深さや形は人によってまちまちですが、歯ブラシで清掃してもきれいにするには限界があります。だから私の奥歯は虫歯がいっぱいだったんですね・・・。

もっとまじめにお手入れをしておけば詰め物をすることがなかったかも。いまでは後悔ばかりですが、80歳まで20本の歯を残したいので、前向きにお手入れに励むことにします。

虫歯になりやすい人2

薬や身体的な理由から唾液が少ない人も虫歯になりやすいそうです。
これはわかる気がします。

私は以前、介護のお仕事をしていたのですが、寝たきりでお口のお手入れができていない方は口臭がきつく、口内環境はとても悪い状態ですと訪問歯科の先生に言われたことがあります。

寝たきりや麻痺があると、お口のお手入れができなかったりします。そしてお手入れができないと、お口の中がどんどん乾いていくのです。結果、細菌の繁殖が増えてしまって、知らないうちに歯の汚れが目立ってきます。

これは本当にあった話ですが、呼吸器をつけているとお食事はお口から取れなくなり咀嚼(噛んだりすること)をしなくなると唾液の分泌が少なくなります。

あっという間にお口の中はカラカラの状態で歯も汚れがひどくなります。

そのままお手入れしないでいると歯がグラグラしてくるのです。ちょっとお手入れができないだけで、歯というのは急にダメになってしまうんですね。

お年寄りの方は本当に注意しなくてはいけない。歳をとるといろんなお薬を飲みます。体を維持する上で必要なのですがそれと同じように副作用もあります。中には唾液が少なくなる副作用があるお薬もありますから、処方箋はよく読まなくてはいけないですね。

虫歯になりやすい人

歯の質が弱く、歯の形、歯並びが歯垢のつきやすい状態になっている人は虫歯になりやすいそうです。困りました。私は自慢できる歯並びをしていません。かといって歯科矯正も受けていません。私のようなタイプは気をつけてお手入れに励まないと、容易に虫歯になってしまうということです。そして細菌(ミュータンス菌)のもともと多い人も虫歯になりやすいそうです。数が多い方が虫歯になりやすく、少ないと虫歯になりにくいと言えます。母親のミュータンス菌の数が多いと子供への感染が起こりやすいそうです。

これは、聞いたことあります。子供が離乳食など始める時期に、産科の検診で栄養士さんから気をつける事項に入っていました。

ちょっと噛んだ食べ物をあげたりしないでくださいって言ってました。あと、可愛いからといって口にキスをするのもいけないことだそうです。

生まれたときとか本当に可愛くて、チュッとしたいところですが、口はダメです。我が家では夫婦主度も気をつけていました。

この細菌に感染すると、歯医者さんでも除去するのが難しいそうです。絶対してはいけないですね・・・。

少しでも虫歯予防になれば多少の我慢は必要ですね。

子供の歯2

あまり歯みがきを熱心にやっているようでもないのに虫歯が1本もない人もいれば、一生懸命歯みがきしているのに歯医者さん通いをずっとしている人もいます(私のことかも!?)。また、ひとりの人間の口の中でも、すべての歯が虫歯ということは極めてまれです。同じように歯みがきしているはずなのに…。ということは虫歯になりやすい人、虫歯になりやすい場所、虫歯になりやすい時期があるということです。

娘が通っている保育園の先生で、大学に入るまで虫歯が1本もなかった先生がいます。

歯が生え始めた時期にお手入れについて聞いてみたところ、先生のお母さんは「食後(ミルク)の後にお茶」を必ず飲ませていたそうです。それ以外にお手入れはしていなかったらしいですよと教えてくれました。

歯が生えていない時期や生え始めの時期はお茶で口の中をながすことで、食べかすなどを除去する目的なんでしょうね。

それを聞いた私は、その日の夕方から実践しようと試みましたが、子供がお茶を嫌がって飲んでくれず、結局できずじまい。

こんなことでは、行く末は虫歯だらけかもしれません。

子供の歯

子供の歯

同じ時期に出産した友達の子供は、早くから歯が生え出してきましたが、我が家の娘は少々生えてきたのが遅かったんです。

しかし、1本生え出すと、次第に歯が生えてくるではありませんか!!

最近では、上も下もニョキニョキと歯が生えてきており、イタズラで噛まれると痛い思いをします。 その子供が1歳半の検診時に歯の検査もするのです。

なかなか歯磨きを嫌がってしてくれなかった子供の虫歯が気になり、検査中は気が気ではありませんでした。

嫌がる子供を押さえつけ検診してもらうと「虫歯はありませんね!」とありがたいお言葉に嬉しくなりましたが、私は恥ずかしながら虫歯が多く、治療の後がたくさんあるため、できれば子供には健康な歯を維持してもらいたいと思っています。

では、どうしたら虫歯にならないのか?虫歯になるのはなぜか? 気になることですよね・・・。
私の母親がもう少し歯についての知識があれば、私はこんなに虫歯に侵されることがなかったのではないか?と思ってしまいます。

少し、歯について学習しなくてはいけませんね。