2009年10月3日土曜日

大人の矯正・子供の矯正2

大人の矯正・子供の矯正2


今では矯正器具の開発が進んで、矯正は子供だけのものではなくなりました。本人が、本当に歯をきれいにしたい思う時が、矯正の最善の時期です。永久歯が成長発育する時期(7~15歳位)は組織の活性が高く、歯が移動しやすいため効率良く治療できますが、子供自身が歯をきれいにするという自覚があまりない場合は、あらゆる面で治療がスムーズにいかないため、完全にきれいにならないこともあるそうです。

一方、大人になってから矯正を始める人は治療に対する意識が高く、矯正装置を装着している期間の歯の清掃も念入りにする人が多いので、非常に良い状態で能率的に治療を進めていくことが出来ます。

成人矯正の注意点
大人になると組織反応や矯正力に対する反応が遅くなり、矯正装置をつけてもすぐに歯が移動しないこともあるそうです。
また、顎の骨の位置も改善しなければならない場合は、成人の顎は成長しないため外科的矯正治療(手術)が必要になります。かなり大々的な治療になってしまいますね・・・。

そして成人の歯は、多かれ少なかれ歯周病にかかっていることが多く、矯正治療よりも先にその治療が必要な場合もあるのです。そして歯が抜けたことで、咬み合わせが悪くなることもあります。特にブリッジを装着しなければならない際に、先ず矯正して歯を正しい位置に並べ替えなければならない場合があります。

歯周病の進行に伴って歯の位置が自然に移動することもあり、それが新たな病気を引き起こすのです。このような場合は歯並び全体を移動することもありますが、部分的に矯正装置をつけ数本の歯だけを移動させることもあります。


________________________________________

0 件のコメント:

コメントを投稿